エックスサーバーで初めてドメインを設定する方法(ネームサーバー設定)|Xserver
初めてエックスサーバーでサイトを公開する。または他サーバーからエックスサーバーに移行しているところでしょうか?
ここではドメインが機能するための基礎知識と、エックスサーバーのドメイン設定の方法を解説していきます。
最初の「ドメインの基礎」は初心者向けのため、ドメインの仕組みを理解している方は飛ばしてかまいません。
ドメインの基礎
最初に重要なことをお伝えしますと、ここで解説するドメイン設定をしただけではホームページやブログは公開されません。
次のイメージをご覧ください。
※ここで紹介しているネームサーバーのイメージは、説明のため便宜上シンプルに構成しています
すごく簡単に説明すると、レンタルサーバー自体は「175.28.xx.xx」「183.90.xx.xx」などの数字で管理されています(これを“IPアドレス”と呼ぶ)。
これだと人間には区別が付きづらい。
そこで「http:// www.yahoo.co.jp/」「https:// www.google.co.jp/」などの“ドメイン・アドレス”が使われています。住所のようなモノと覚えましょう。
ブログ記事を閲覧したい時、ドメインの仕組みとしては、最初にブラウザがネームサーバーを見に行って、そしてレンタルサーバーにアクセスしています。
ネームサーバーとレンタルサーバーはお互いの情報を設定して紐付けし、初めて機能します。片方だけ設定しても機能しません。
次の図をご覧ください。これはサーバーAからエックスサーバーに引っ越す時のドメイン設定のイメージです。
サーバーAとネームサーバーが紐付いている状態です。この時、エックスサーバー側だけネームサーバーの情報を設定します。
これが後で当記事で紹介する部分とイメージしてください。
エックスサーバーへのデータの引っ越しが完了し、問題がなければ最終的にネームサーバーにエックスサーバーの情報を設定します。
紐付きが完了したら、ドメイン名をブラウザに入力すると、古いサーバーAから新しいエックスサーバーを見に行くようになります(念のためサーバーAにあるネームサーバーの設定情報は削除します)。
それではまず、エックスサーバー側のネームサーバー情報(ドメイン設定)を設定していきましょう。
サーバー側のドメインの設定方法
最初にサーバーパネルにログインして、下図の画面にアクセスしたら「ドメイン設定」をクリックします。
次に「ドメインの追加設定」タブをクリックします。
すると下図のドメイン設定画面が表示されます。
ここにあなたの取得しているドメインを入力します。ここでは例として次のように入力しました。入力後、「ドメインの追加」ボタンをクリックします。
すると確認画面が表示されるので、入力に誤りがチェックしましょう。問題なければ「ドメインの追加(確定)」ボタンをクリックします。
するとドメインの設定が完了した旨が表示されます。
ここで忘れがちなのですが、「ドキュメントルート」のパス情報は必ずメモしておくことです。
ドキュメントルートとは、ホームページやWordPressの保存先となります。後々、サーバーにアクセスする時やお引っ越しなどで重要な情報となりますので、大事に保管しておきましょう。