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ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressのバックアップ取得方法

予測できない不具合やサーバー障害からあなたの資産=コンテンツを守るため、特に WordPress などのブログシステムは2種類のデータのバックアップが必ず必要です。

1つはサーバー上のデータファイル。もう1つはデータベース上のデータです。

“データベース”とは、ブログ記事やコメントなどが保存されるシステムのことです。ここでは特にデータベースのバックアップ方法について解説します。

実際には次の2つのステップでできるので簡単です。

  • データベース画面へのアクセス
  • バックアップファイルの保存

また図解で分かりやすく紹介するので、安心して読み進めてください。

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※ この記事は、2015年3月にレンタルサーバーを操作した時のメモ書きを編集してまとめたものです。

1.データベース画面にアクセスする

まずユーザー専用ページにログインして、左メニューから「WEBツール → データベース」の順でクリックしましょう。

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次のデータベース画面が表示されるので、最初にデータベースにログインする情報を取得します。

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  • サーバー:データベースにログインする時、「サーバーの選択」が問われるので、このサーバー名を必ずメモ帳などにメモしておきます。
  • ユーザー名:ここに記載されているユーザー名がログインIDとなります。またパスワードは「パスワード確認」をクリックすると表示されます。それぞれメモしておきます。

次に「phpMyAdminを開く」ボタンをクリックします。" phpmyadmin "とは、データベースの管理ツールの名称です。

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すると次のデータベースのログイン画面が表示されます。

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「言語」は日本語を選択し、先ほどメモした情報を反映して「実行する」をクリックします。

うまくログインできると下図の様な画面が表示されます。

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2.バックアップファイルを保存する

続いてデータベースのファイルを保存する設定を行います。

まず画面の左メニューにあるデータベース名をクリックします。これも先ほどのロリポップの「データベース」画面で確認できます。ここでは例として「LAA0590174-iyhtsy」を選びました。

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すると次のように選択したデータベースの構成内容が表示されます。

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「エクスポート」タブをクリックしましょう。

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下図がエクスポートの画面です。

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「詳細」を選択します。

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このエクスポート画面で次の通り3つだけしっかり設定し、それ以外の項目は最初の状態のままにします。

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ここで見慣れない専門用語について簡単に解説します。

  • SQL(エスキューエル): データベースで使用されるシステム言語のこと。
  • gzip(ジー・ジップ)形式:データベースを復元する際に使用される圧縮形式。

設定項目が問題ない事を確認したら画面下部にある「実行」ボタンをクリックしましょう。

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次の画面がポップアップで表れるのでデータをPC上に保存します(下図イメージは Mac の場合)。

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以上がロリポップサーバーのデータベースをバックアップする方法です。