ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressのバックアップ取得方法
予測できない不具合やサーバー障害からあなたの資産=コンテンツを守るため、特に WordPress などのブログシステムは2種類のデータのバックアップが必ず必要です。
1つはサーバー上のデータファイル。もう1つはデータベース上のデータです。
“データベース”とは、ブログ記事やコメントなどが保存されるシステムのことです。ここでは特にデータベースのバックアップ方法について解説します。
実際には次の2つのステップでできるので簡単です。
- データベース画面へのアクセス
- バックアップファイルの保存
また図解で分かりやすく紹介するので、安心して読み進めてください。
1.データベース画面にアクセスする
まずユーザー専用ページにログインして、左メニューから「WEBツール → データベース」の順でクリックしましょう。
次のデータベース画面が表示されるので、最初にデータベースにログインする情報を取得します。
- サーバー:データベースにログインする時、「サーバーの選択」が問われるので、このサーバー名を必ずメモ帳などにメモしておきます。
- ユーザー名:ここに記載されているユーザー名がログインIDとなります。またパスワードは「パスワード確認」をクリックすると表示されます。それぞれメモしておきます。
次に「phpMyAdminを開く」ボタンをクリックします。" phpmyadmin "とは、データベースの管理ツールの名称です。
すると次のデータベースのログイン画面が表示されます。
「言語」は日本語を選択し、先ほどメモした情報を反映して「実行する」をクリックします。
うまくログインできると下図の様な画面が表示されます。
2.バックアップファイルを保存する
続いてデータベースのファイルを保存する設定を行います。
まず画面の左メニューにあるデータベース名をクリックします。これも先ほどのロリポップの「データベース」画面で確認できます。ここでは例として「LAA0590174-iyhtsy」を選びました。
すると次のように選択したデータベースの構成内容が表示されます。
「エクスポート」タブをクリックしましょう。
下図がエクスポートの画面です。
「詳細」を選択します。
このエクスポート画面で次の通り3つだけしっかり設定し、それ以外の項目は最初の状態のままにします。
ここで見慣れない専門用語について簡単に解説します。
- SQL(エスキューエル): データベースで使用されるシステム言語のこと。
- gzip(ジー・ジップ)形式:データベースを復元する際に使用される圧縮形式。
設定項目が問題ない事を確認したら画面下部にある「実行」ボタンをクリックしましょう。
次の画面がポップアップで表れるのでデータをPC上に保存します(下図イメージは Mac の場合)。
以上がロリポップサーバーのデータベースをバックアップする方法です。