ロリポップ！レンタルサーバーで EC-CUBE をインストールする方法

ロリポップ！レンタルサーバーは、ECサイト用のソフトである EC-CUBE を初心者の方でもすぐにインストールできます。

ここでは、ロリポップの便利な機能“簡単インストール”を使ってECサイトのインストールから表示確認までを分かりやすく解説しています。

ただロリポップの場合、ソフトのインストール時、またその直後に不具合が発生する可能性があるので、次の３つの注意事項は必ず目を通しておきましょう。

注１：ロリポップ！をはじめてお使いの方へ
ロリポップ！を使用して間もない方は、最初に簡単インストール画面へのアクセス方法を読んでおきましょう。

注２：必ず「WAF設定」を無効にすること！
ロリポップでは、「WAF」と呼ばれるセキュリティ設定が最初から有効になっています。インストール前にこれを無効にしないと不具合が起きることがあります。詳しくは「WAFの解除・設定」を読んで無効にしましょう。

注３：ソフトを２つ目以上インストールしたい方へ
「ライトプラン」は、ソフトを２つ以上インストールできません。
また、しっかり記事を書いていくと、将来的に１サイトあたり数十万アクセスは超えてくるでしょう。するとサーバーの負荷が高くなり、サイト表示が遅くなるなどのリスクが発生します。
どうしても１サーバーに２つ以上のソフトをインストールしたいなら、スタンダード以上のプランに変更する必要があります。[ プラン比較表 ]

※ この記事は、2015年3月にレンタルサーバーを操作した時のメモ書きを編集してまとめたものです。

１．簡単インストールの設定をする

まず簡単インストール設定画面にアクセスして、「EC-CUBE」の右横にある「利用する」をクリックします。

すると簡単インストールの設定画面が表示されます。

ここでは一例として次の通り設定しています。

■ インストールの設定

• インストール先URL：ドメインを選択します。またフォルダ名を空白にすればトップページのURLを「http://◯◯.com/」とシンプルにできます。
• 利用データベース：自動で作成されます。特に設定変更はできません。

■ ECサイトの設定

• 店名：サイトショップ名を入力します。後で変更可能です。
• メールアドレス：商品が受注されたときにメールで通知する宛先になります。
• ログインID、パスワード：サイト管理画面のログイン情報を設定します。
• 管理画面のURL：サイト管理画面のインストール先のフォルダを指定します。デフォルトの「admin」のままで問題ないでしょう。

■ WEBサーバーの設定

• URL（通常）：EC-CUBEがインストールされたアドレスが表示されるので、基本的にそのままです。
• URL（セキュア）：SSLを使用している場合、URLを変更します（ドメインを「http://◯◯.com」以外にも「https://◯◯.com」を所有している方）。
• 共通ドメイン：「URL（通常）」と「URL（セキュア）」のサブドメインが異なる時に入力します。

全ての設定が完了したら「入力内容確認」をクリックしましょう。

次の確認画面が表示されるので、タイプミスはないかチェックして、大丈夫なら「インストール」をクリックします。

インストールに1分以上かかるのでしばらく待ちます。すると下図の完了メッセージが表示されます。これでインストールは完了です。

最後にサイト表示を確認します。上図の「管理ページURL」のリンクをクリックしてください。

２．サイト表示を確認する

するとログイン画面が表示されるので、最初に登録した サイト管理画面のログイン情報を入力して、「LOGIN」ボタンを押しましょう。

うまくログインできると、次の管理画面にアクセスします。それでは続いてサイト表示をチェックします。まず上部にある「SITE CHECK」をクリックしましょう。

下図のようにサイトが表示されたら問題なくインストールは完了です。

ロリポップ！レンタルサーバーで EC-CUBE をインストールする方法は以上となります。