エックスサーバーでデータベースを手動で作成する方法|Xserver
ブログサイトはデータベースと呼ばれる記事などのデータを格納するソフトを利用します。エックスサーバーはこのデータベースを簡単に作成できます。
ここではエックスサーバーでデータベースを手動で作成する方法を解説します。
もし WordPress を新規で作りたい場合、ここの解説は不要です。エックスサーバーの「自動インストール」という機能を使うと、サイトもデータベースも自動で作成してくれます。
1.データベースの設定方法
最初にサーバーパネル画面にログインして、「MySQL5設定」をクリックしましょう。(MySQL とはデータベースのソフトを意味します)
すると下図のデータベース設定の画面が表示されます。
MySQL についてもう少し触れると、ブログなどの文章管理システムの構築に向いたデータベース(=コンピュータ用情報保管システム)のソフトのことです。MySQL は性能の高さだけではなく、オープンソースで無料で配布されていることもあって多くのサーバーで利用されています。
まずデータベースは
- データベースの新規作成
- ユーザーの新規作成
- ユーザーに管理者の権限を付与
の手順で簡単に作れます。図の通りに設定を行うだけなので安心して進めてください。
1−1.データベースを新規で作成する
最初に「MySQLの追加」タブを押します。
次の画面に進んだら任意の文字でデータベース名を入力します。文字コードは例として WordPress の手動インストールを想定し「UTF-8」を選びました。
設定が完了したら「MySQLの追加」をクリックします。
確認画面を終え、「MySQLの一覧」タブをクリックすると下図のように登録さらたデータベース名が表示されます。
1−2.ユーザーを新規で作成する
続いて「MySQLユーザーの追加」タブを押します。
そして、ユーザーIDとパスワードの入力欄に任意の文字を入力します。入力が完了したら「MySQLユーザーの追加」ボタンを押しましょう。
※ 文字の上限数は、冒頭のID名(例では" compserver_ ")を除いて16文字です
確認画面を終えて「MySQLユーザーの一覧」タブをクリックすると、下図のようにユーザーが追加されていたら完了です。
1−3.ユーザーにデータベースの管理者権限を付与する
まず「アクセス端末所有ユーザ」から、先ほど新しく追加したMySQLユーザーを選択して「追加」ボタンを押します。
次のようにアクセス権が追加完了のメッセージが表示されます。
「MySQLの一覧」タブをクリックして、次の図のように「アクセス権所有ユーザ」に表示されたら無事に設定は完了です。
最後にデータベースとユーザーアクセス権が機能しているかを確認します。
2.データベースの確認方法
サーバーパネル画面の「phpmyadmin」をクリックします。(phpmyadmin とは、MySQL の管理画面の名称です)
するとデータベース管理者のユーザー名とパスワードが求められますので、先ほど追加したユーザー名とパスワードを入力して「OK」をクリックします。
ログインがうまくいくと下図画面が表示されます。これでデータベースの作成が問題ないことが確認ができました。
関連記事:
1.申し込み〜ドメイン設定まで2.ソフト・インストールの事前準備
3.ソフトをインストールする方法
4.エックスサーバーで覚えておきたい基本操作
5.バックアップとテスト環境の構築
6.セキュリティ対策
7.サイト表示の高速化
8.その他の基本操作方法
以上がデータベースの作成方法となります。