初心者向け!X2レンタルサーバー完全ガイド27記事【まとめ】
X2サーバーは、当サイトでお勧めしているエックスサーバーの上位クラスに当たるレンタルサーバーです。
エックスサーバーの兄弟分だけあってサーバーの性能の高さ(SEO効果を上げる)、データ転送量も十分(アクセス減の完全防止)。
そして利用者のことを徹底的に考え抜いた管理画面の操作性の良さは、素晴らしいものがあります。
ここでは「X2サーバーの完全ガイド」と称して、次の流れで解説していきます。
初心者の方のために専門用語には必ず補足を付けて解説しています。安心してお読みください。
とりあえず公式サイトを確認したい方は、こちらからどうぞ。
1.X2サーバーの感想・評価
X2サーバーは次の通り5.0満点中「3.5点」という評価にしました。
- 月額料金:×
- レンタルサーバーの性能:☆
- 管理画面・ブログ導入の使いやすさ:★
- WordPressとの相性:★
- サポートの充実度:★
※評価点数は星マークで ★=1.0点、☆=0.5点 のように表しています。
これは実際に使用してみて、また検証テストを行った内容から評価の結果を出しています(適当につけた訳ではありません)。
あとで詳しく紹介しますが、まず毎月の料金が個人には高額な2000円のため、減点にしました。
ただ、X2サーバーはエックスサーバーの上位クラスであり、企業向けを視野に入れていることから、多少高いのも納得です。
素晴らしい点については、後半の3つの項目です。さすがエックスサーバー株式会社が提供するだけあって、非常に利用者のことを考えています。
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さらに詳しく知りたい方は「X2サーバーを実際に使ってみた感想・評価」を一読ください。
2.X2サーバーの料金
※ここで掲載する料金は、全て8%税込み額。また「月額費用」は、1年間契約した場合の割り引き額を適用済み。
X2サーバーには2つのプランがあります。まずそれぞれの月額費用、また1年契約時の金額を見てみましょう。
No. | 共用サーバー | プラン | 1年契約時の合計 | 初期費用 | 月額費用 |
1 | X2 | スタンダード | ¥29,808 | ¥6,480 | ¥1,944 |
2 | X2 | アドバンスド | ¥54,492 | ¥6,480 | ¥4,001 |
X2サーバーは安いプランでも月額2,000円程かかることから、個人向けにはだいぶ高額なイメージです。
ここで個人向けエックスサーバーの金額も掲載するので、比較してみてください。
No. | 共用サーバー | プラン | 1年契約時の合計 | 初期費用 | 月額費用 |
1 | エックスサーバー | X10 | ¥16,200 | ¥3,240 | ¥1,080 |
2 | エックスサーバー | X20 | ¥29,160 | ¥3,240 | ¥2,160 |
3 | エックスサーバー | X30 | ¥55,080 | ¥3,240 | ¥4,320 |
X2サーバー「スタンダード」プランは、ちょうどエックスサーバーの「X20」にあたるのですね。
でも金額だけでは分からないので、サーバーの性能も合わせて見てみましょう。
No. | 共用サーバー | プラン | 1年契約の料金 | 転送量 | ディスク容量 | データベース | 独自ドメイン登録数 |
1 | X2 | スタンダード | ¥29,808 | 70GB/日 | 100GB | 無制限 | 無制限 |
2 | X2 | アドバンスド | ¥54,492 | 90GB/日 | 200GB | 無制限 | 無制限 |
No. | 共用サーバー | プラン | 1年契約の料金 | 転送量 | ディスク容量 | データベース | 独自ドメイン登録数 |
1 | エックスサーバー | X10 | ¥16,200 | 50GB/日 | 200GB | 50個 | 無制限 |
2 | エックスサーバー | X20 | ¥29,160 | 90GB/日 | 300GB | 70個 | 無制限 |
3 | エックスサーバー | X30 | ¥55,080 | 100GB/日 | 400GB | 70個 | 無制限 |
データ転送量はX2サーバーの方が余裕がありますが、ディスク容量はエックスサーバーの方が余裕があるように見えますね。
でも当サイトでは、どちらのレンタルサーバーがベストか?という答えを持っています。この点について少し触れていきましょう。
3.X2サーバーとエックスサーバーの違い
先に結論を言ってしまうと、エックスサーバーとX2サーバーの一番の違いは、独自機能「Xキャッシュ」の有無です(“キャッシュ”の意味は後述)。
X2サーバーにだけ、この Xキャッシュ という機能があります。
正直に申しますと、当サイトではX2サーバーよりエックスサーバーのご利用をお勧めしています(2016年5月現在)。
理由は、X2よりもエックスサーバーの方が性能が高いことが分かったからです。
特に本気でビジネスブログを運営する方、本業をやりながらブログで稼ぐ覚悟のある方は性能の高いレンタルサーバーを選ぶべきです。
また、その時のテスト検証の結果は「エックスサーバーがX2より優秀な理由」よりご覧いただけます。
「キャッシュ」とは、あるWebページが大勢の読者にアクセスされても問題なく表示する技術です。
特に"CMS"と呼ばれるブログソフト(WordPressなど)で構成されるブログは、主にプログラムで管理されています。でもキャッシュを使うと、結果的に表示の高速化が実現します。
ちなみに表示の高速化は、Google検索サイトの評価を上げます。
4.X2サーバーの使い方
「ビジネスブログを本気で運営したい!」とせっかく気合いを入れて始めたにもかかわらず、専門用語が当たり前の公式サイトのマニュアルを読んで、つまづいていませんか?
ここではX2サーバーの基本操作・設定を、実際に私がいじり倒して落とし込んだマニュアルをご紹介します。
さて、まずは目次をご覧ください。
- 1.お申し込み〜ドメイン設定まで
- 2.ソフト・インストールの事前準備前
- 3.ソフトをインストールする方法
- 4.X2サーバーで覚えておきたい基本操作
- 5.バックアップとテスト環境の構築
- 6.セキュリティ対策
- 7.サイト表示の高速化
- 8.その他の基本操作方法
まさに今、必要な項目が見つかったら、該当リンクをクリックしてご活用ください。
4−1.X2サーバーのお申し込み〜新規ドメイン設定まで
X2サーバー使用するには初めにお申し込み、支払い設定が必要です。またドメイン設定についても詳しく解説しています。
- 申し込み〜支払いまでの手順
- 新規ドメイン取得と設定までの3つの手順
ちなみに「ドメイン」とは、インターネット上の住所にあたるものです。例えば「http://▲▲▲.com」「http://△△△.net」などのアドレス表記を指します。
独自ドメインについて詳しく触れませんが、セキュリティ面やサーバー移転時に非常に重要な「資産」となります。
必ず取得することをお勧めします。
4−2.アプリをインストールする前の準備
X2サーバーにはアプリの「クイックインストール」という機能があります。この機能を活用することであっという間にアプリの導入・設定が完了します。
- クイックインストール画面へのアクセスと基本知識
- データベースを手動で作成する方法(← 基本不要)
「データベース」とは、ブログの記事・コメントを保存するシステムを指します。特に手動で作成することはないので、「そういうのがあるのだね」くらいでOKです。
4−3.X2サーバーにアプリを自動インストールする方法
X2サーバーは「クイックインストール」という自動インストール機能を活用してアプリを簡単に導入できます。
大抵の方はWordPressかもしれませんが、その他に下記、ECサイトなどのアプリも利用可能です。
- WordPress(ブログ)
- Movable Type(ブログ)
- EC-CUBE(ECサイト)
- XOOPS(会員型コミュニティサイト)
- PukiWiki(WikiPediaの様な情報サイト)
4−4.X2サーバーで覚えておきたい基本操作
ここでは、X2サーバーで覚えておくと便利な基本操作を解説しています。
「管理ログイン画面はどこにあったっけ?」「サーバーにアクセスしてデータファイルを操作したい」などのケースを解決に導きます。
- X2サーバーのログイン方法
- FTPソフトを設定してアクセスする方法
4−5.バックアップとテスト環境
万が一、サーバー障害などが起きた時の復元用に、データバックアップは非常に重要です。
特にWordPressの場合、サーバー上のデータファイルだけを取得するだけでは不十分です。もう一つ「データベース」のバックアップが必須です。
- WordPressのデータベースをバックアップする方法
- サブドメインを3つの手順で設定する方法
またサブドメインを利用すると、インターネット上にテスト環境を作ることも可能です。本番公開前の検証に便利です。
4−6.セキュリティ対策
WordPressはGoogleと非常に相性が良く、頑張ってブログを運営し続けるとアクセス数も数十万PVを簡単に超えてきます。
一方、アクセス数が劇的に増えるとデメリットも起こります。それが「スパム」です。
スパムとは迷惑コメントやメールのことで、最悪なケースだとログイン情報が盗まれてブログが乗っ取られる場合もあります。
そのような事態を防ぐため、次のセキュリティ対策は一通り目を通しておくと良いでしょう(最初の「不正アクセスから身を守る方法」は必読です!)。
- 不正アクセスから身を守る方法
- WordPressセキュリティを高める方法
- アクセス制限(ベーシック認証)の設定方法
- 特定のユーザーをアクセス拒否に指定する方法
- FTPアクセスのセキュリティを高める方法
- 共有SSLの設定方法
4−7.サイト表示の高速化
アクセス数があまりに劇的に増えていくと、サイトの表示速度が遅くなったり不安定になります。
これはGoogleのランキング評価を下げる要因となるため、その際にこれらの機能が活躍します。
- プログラム最適化でサイト表示速度アップ
- Googleが開発したツールでサイト表示速度アップ
- 独自機能「Xキャッシュ」の設定方法
特にこの「Xキャッシュ」とは、X2サーバー独自の機能です。
4−8.その他の基本操作方法
ここでは、記事を削除したりURLを変更した後の対処方法(リダイレクト)、もしサーバーが不具合を起こした際のエラー表示設定など、分かりやすくご紹介しています。
- サイト転送設定(リダイレクト)の方法
- エラーページ設定の使い方
- FTPソフトを使わずにサーバーにアクセスする方法
- phpmyadmin にログインする方法
phpmyadmin(ピーエイチピーマイアドミン)とは、WordPressなどのデータベースを操作する管理画面のことです。