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X2サーバーで表示速度を圧倒的に高める方法|エックスツー

サイトのアクセス数が順調に増加して、表示速度に大幅に時間がかかってくると、嬉しい悲鳴をあげるでしょう。

X2サーバーでは、そのような負荷を軽減する機能として「Xキャッシュ」という独自機能を実装しています。

ここではレンタルサーバーX2の素晴らしい機能XキャッシュをWordPressを例に取り上げて解説していきます。

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注:WordPressのキャッシュ系プラグインとの併用はNG!
エックスツーの公式サポートページの記載を読むと、ファイル出力を行うプログラムの場合、出力しないことがあるようです。
これはキャッシュ系などのプラグインでの不具合の可能性を示しています。特に「W3 Total Cache」や「Head Cleaner」などのプラグインとXキャッシュの併用は止めましょう。
※ この記事は、2015年1月にレンタルサーバーを操作した時のメモ書きを編集してまとめたものです。

1.Xキャッシュのメリット

Xキャッシュとは、サイトの表示内容を一時的にサーバーに保存する機能です。

これにより大量のアクセスがあっても保存されたページを表示する事でサーバー処理の負荷が軽減され、サーバーは安定してサイト表示を提供する事ができます。

何の事かしっくり来ない方は下記のイメージを見ると分かりやすいです。(理解されている方はスキップしてかまいません)

まずサーバーがサイトを表示する行程は、下図のようにシンプルな仕組みになっています。

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しかし、WordPress や Movable Type などのブログシステムはプログラムを活用しているため、下図の流れでサイトを表示しています。

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そこで、ブログシステムが“ データベース ”と呼ばれる記事やコメントが格納される保管場所をわざわざ見に行かなくても良いように、表示行程を短縮する機能がキャッシュという訳です。

それではXキャッシュ設定の方法を解説しましょう。

2.Xキャッシュの設定方法

まずサーバー管理ツール画面にログインしたら「Xキャッシュ」をクリックします。

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次にキャッシュしたい対象のドメイン名を選んで「選択」をクリックします。

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すると下図のようにXキャッシュの設定ページにアクセスします。ここでは

  • キャッシュ時間の設定
  • キャッシュ対象のURLの設定

の流れで設定していきます。最初に「キャッシュ時間の設定」をクリックしましょう。

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キャッシュ時間の入力欄に単位は秒数の数値を入力して「キャッシュ時間の設定」をクリックします。ここでは例として1時間=3600秒を入力しました。

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確認画面を経てXキャッシュの設定ページに戻ると、次の図のように設定内容が追加されます。

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続いてキャッシュしたいページを設定します。URLを入力したら「キャッシュバスの追加」をクリックします。

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注:キャッシュ対象のURL設定について
キャッシュ対象のURLを設定する場合、特にアクセス数の多いページURLを設定すると効果が出るようです。また、サイト全体をXキャッシュの対象に指定したい場合は入力欄を空白にします。

下図のように一覧に追加されたらOKです。

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以上がXキャッシュの設定方法となります。