X2サーバーでアクセス拒否を設定する方法|エックスツー
WordPressなどのブログサイトに代表されるように、何度もスパムコメントをしてくる悪質なユーザーをサーバー側でアクセス拒否設定することができます。
この設定を行うと対象者はサイトに一切のアクセスができなくなります。
ここではレンタルサーバーX2のアクセス拒否設定について分かりやすく紹介します。
アクセス拒否を設定する前に相手のIPアドレスを知る必要があります。IPアドレスについて、詳しくは後述の「重要:IPアドレスについて」を必ずご確認ください。WordPress ならコメント一覧ページ(管理画面の左メニューの「コメント」をクリック)を確認すると、コメント投稿者のIPアドレスが簡単に確認できます。
1.アクセス拒否設定の使い方
最初にサーバー管理ツール画面にログインしてから、「アクセス拒否設定」をクリックします。
次にアクセス拒否設定したいドメインを指定します。例としてここでは新たに追加したドメインの「選択」をクリックします。
アクセス拒否設定一覧ページにアクセスしたら「アクセス拒否IP追加」タブをクリックしましょう。
すると次の通り拒否IP追加画面が表示されます。
IPとはインターネット・プロトコル( Internet Protocol )の略で簡単に言うとネットワーク管理に必要な住所のようなものです。
このIPにも会社内や家庭内で使用するための「ローカルIP」とインターネットにアクセスするための「グローバルIP」の主に2つに分けられます。
ここでのIPはグローバルIPを指しています。下図の緑色の点線に囲まれた部分がグローバルIPとなります。
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引用元:サーバー監視/ネットワーク監視サービス「IPアドレスの種類」[/caption]
試しにあなたのグローバルIPアドレスを確認してみましょう。シーマンさんの提供する「使用中のIPアドレス確認」を使うとすぐに確認できます。
次の図のように拒否したいIPを入力して、「拒否IP追加(確定)」をクリックします。
確認画面が完了したら次のように拒否IP一覧ページに表示されます。
以上がサイト転送設定の使い方となります。
実際に拒否IPの環境からアクセスすると下図のように表示され、サイトにアクセスできなくなります。