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X2サーバーでエラーページを設定する方法|エックスツー

ブログなどのサイトを運営している場合、サーバーで何か問題が起きるとエラーページが表示されます。

しかしデフォルトのエラーページは、いきなり英語が表記されるため、ユーザーにはあまり親切な表示内容ではありません。

そこで、このエラーページをオリジナルで作成し、設定することでユーザビリティが向上し、サイト離脱を防ぐことが期待できます。

ここではレンタルサーバーX2のエラーページの設定方法について解説します。

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注:WordPressでの使用はおススメしない
これはWordPressをドメイン直下(例えばhttp://◯◯.comの直下)にインストールしている場合、エラーページ設定を使用すると不安定な動きを見せたので使用しない方が良いです。
※ この記事は、2015年1月にレンタルサーバーを操作した時のメモ書きを編集してまとめたものです。

1.エラーページとは?

エラーページとは、ユーザーがサイトにアクセスしている時、何かしらの原因でエラーが発生した場合に表示されるページのことです。

例えばサイトには存在しないURLに誤ってアクセスします。すると通常は次のように表示されます。

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ここでエラーページ設定を使うと次の画面のようにオリジナルで作成したページを表示する事ができるのです。

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それではその設定方法を紹介しましょう。

注:エラーページデザインのサンプル
エラーページ設定には、事前にオリジナルのエラーページを作成する必要があります。そこで、レイメイソリューションさんが提供する「遊び心をもったデザイン一覧」は文章など非常に参考になりますのでチェックすると良いでしょう。

2.エラーページの設定方法

まずサーバー管理ツールにログインして「エラーページ設定」をクリックします。

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次に対象のドメインを選びます。ここでは例として新たに追加したドメインを選択します。

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すると下図のエラーページ設定画面にアクセスします。

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各エラーコードの意味についてはこちらの表を参考にしてください。

エラーコード 意味 英語表記 解説
401 認証の失敗 Unauthorized 認証画面が表示された場合、IDとパスワードを間違えると表示されるエラー。
403 アクセス拒否 Forbidden URLへのアクセスが禁止されている時のエラー。初期設定ページ(index.html や index.htm)が存在しない時に起きやすい。
404 ファイルが存在しない Not Found URL先にファイルが存在しない時に起きるエラー。
500 サーバー内エラー Internal Server Error サーバー内でプログラムが処理できない時に起きるエラー。プラグラムの記述ミスによって処理ができず、それによりサーバー負荷の発生が主な原因。
501 必要な機能が未実装 Not Implemented サーバーに必要な機能がサポートされていない時に起きるエラー。
503 サービス利用不可 Service Temporarily Unavailable 同時アクセス数が多い場合やプログラムなどの負荷が大きい場合に一時的に表示されるエラー。

ここでは例としてファイルが存在しないときのエラー「404」を設定するため、右側にある「有効 設定」をクリックします。

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ステータスに「有効」と表示されるとエラーページの設定は完了です。

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あとはオリジナルで作ったHTMLファイルを「エラーページ設置フォルダ」で指定している

エラーページ設置フォルダのパス
/error/404.html

にアップロードするだけです。

FTPソフトを使ったアップロード方法に関しては『FTPソフトの設定方法』をご確認ください。

注:エラーコード「401」設定時の注意点
「401」の設定は、「エラーページ設置フォルダ」にアクセス制限がかかっていると機能しません。例えばドメイン(http:// example.com)以下にアクセス制限をかけると、エラーページ設置フォルダも制限に含まれるので機能しないです。アクセス制限の設定方法については『X2サーバーのアクセス制限の使い方』をご覧ください。