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【まとめ】初心者向け!ヘテムル サーバー完全ガイド全20記事|heteml

利用者数が150万人(2015年8月時点)と他社と比較してダントツの人気レンタルサーバー『ロリポップ!』の上位クラスが『ヘテムル』です。

他ではあまり見かけないサイト事例を大々的に紹介し、デザイン要素の高いサイトが多い事から、主にWeb制作会社やフリーランスの方が利用しているのでしょうか。

ここではヘテムルについて次のポイントを軸に解説していきます。

特に初心者の方のために分かりやすく解説しています。少しでもサポートになれば幸いです。

とりあえず公式サイトを確認したい方はこちらからどうぞ。

 

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ヘテムルの評価・感想

結論として、レンタルサーバー・ヘテムルの総合評価は3.5点(5.0満点中)です。

  1. 年間の料金:×
  2. レンタルサーバーの性能:☆
  3. 管理画面・ブログ導入の使いやすさ:★
  4. WordPressとの相性:★
  5. サポートの充実度:☆

※星マークの評価点は ★=1.0、☆=0.5 で表しています。

これはちゃんとした根拠に基づいた評価です。詳しく知りたい方は「ヘテムル・サーバーを実際に使ってみての評価・感想」を一読ください。

料金については後述します。

まず「レンタルサーバーの性能」ですが、これは主にサイト表示の速度を指しています。

Webサイトの表示が速い、ということは読者にストレスを与えない、としてGoogle検索サイトの評価が高くなります。

ヘテムルにおいて、この表示速度が悪くはありません。ただ、月額1500円以上もするレンタルサーバーという点で見ると、もっと表示速度が高くても良いかな、というのが正直な感想でした。

サイト表示速度の検証結果は「レンタルサーバー比較の結果、3社8プランで1位はエックス!」よりご確認いただけます。

また、電話サポートがないのが気になりました。万が一、障害やスパム被害など何かあった際、早急に確認したい時にはお問い合わせフォームからしか確認できません。

とはいえ、特にWebデザイナーに人気の高いレンタルサーバーです。

操作性など確認したい方は、今なら15日間は無料でお試しいただけます。

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ヘテムルの料金

料金は初期費用が3,950円で、月額1,500円(全て税抜)と一般の方には少し高めです。

このサーバーは主にデザイナーに人気があるようです。Web制作会社やフリーのWebデザイナーが企業向けサイト用に利用していることが予測されます。

ヘテムルを運営するGMOペパボ株式会社の他サーバー「ロリポップ」との値段比較表を作ってみました。

No. 共用サーバー プラン 1年契約時の合計 初期費用 月額費用
1 ヘテムル - ¥23,706 ¥4,266 ¥1,620
2 ロリポップ エコノミー ¥2,916 ¥1,620 ¥108
3 ロリポップ ライト ¥4,860 ¥1,620 ¥270
4 ロリポップ スタンダード ¥8,100 ¥1,620 ¥540
5 ロリポップ エンタープライズ ¥29,160 ¥3,240 ¥2,160

※金額は全て税込みです。また「月額費用」は年間割り引きが適用された料金です(2016年6月現在)。

こうして見ると、初期費用もさることながら月額料金も高めですね。

でも企業サイトに安いレンタルサーバーは不安なので、しっかりしたサーバーを提供するという意味では良い選択かもしれません。

ヘテムルの使い方

「デザインは自信あるけど、Web知識はちょっと・・」という方が、サーバー会社のマニュアルを読むと、当たり前のように専門用語が出てくるので辛くなってきますよね。

ここでは当記事の筆者が、実際にヘテムル・サーバーを使ってみて、最低限必要になる基本的な機能について、次の通り1つ1つ解説しています。

専門用語は噛み砕いて解説しているので、安心して読み進めてください。

1.ヘテムル・サーバーの申し込み〜ドメイン設定まで

ここではヘテムル・サーバーを利用する上で必ず必要な申し込みと新規ドメインの設定方法を分かりやすく解説しています。

  • 申し込み〜支払いまでの手順
  • 新規ドメイン取得と設定までの3つの手順

「ドメイン」は“ホームページの住所”にあたるもので、「http://○○.com」「http://●●.net」などで表記されるアドレスのことです。

2.ソフトのインストール前に知ってくこと

ヘテムル・サーバーでは、ブログやECサイトなどのソフトを初めての方でもスムーズにインストールできます。これは「簡単インストール」という機能を利用します。

ここでは次の内容で解説しています。

  • 簡単インストール画面へのアクセス方法
  • データベースを手動で作成する方法(← 基本的に使用しない)

ブログ記事やコメントなどを保存するシステムのことを「データベース」と言います。今は「そういったものがあるのね」で大丈夫です。

3.ヘテムル・サーバーにソフトをインストールする方法

ヘテムル・サーバーでは簡単インストールのソフトとして下記が用意されています。ほとんどの方はWordPressを利用されるかもしれません。

  • WordPress のインストール方法
  • EC-CUBE のインストール方法
  • XOOPS のインストール方法
  • Movable Type のインストール方法(2016年4月25日現在、サービス停止)
  • BaserCMS のインストール方法
  • PostMail のインストール方法
  • MediaWiki のインストール方法

用途に応じて必要なソフトをインストールしましょう。

4.ヘテムル・サーバーで知っておきたい基本操作

ここでは、ヘテムル・サーバーの基本操作を解説しています。

「管理画面にログインするにはどうしたら?」「サーバー上のデータファイルにアクセスするには?」などの壁にぶち当たった時に活用してください。

  • ヘテムル・サーバーのログイン方法
  • FTPソフトを設定してアクセスする方法

5.バックアップとテスト環境の構築

WordPressの場合、サーバー上のデータファイルの他にデータベースファイルのバックアップが必須です。

ここではそのバックアップ方法を解説しています。

  • WordPressのデータベースをバックアップする方法
  • サブドメインを設定する方法

また、サブドメインを活用してテスト環境を作ることも出来ます。詳しくは「サブドメインとは?」を一読ください。

6.セキュリティ対策

ヘテムル・サーバーでは、「WAF(ワフ)」と呼ばれる、不正アクセスをブロックしてサイトを守ってくれるセキュリティ機能を用意しています。

特に WordPress は、過去に Google スパムチームの責任者が言及するほど検索エンジンと相性が良く、SEOに強いブログソフトです。

その一方でアクセス数が増加していくと、必ずと言って良いほど迷惑コメントやメールに悩まされます。

この迷惑行為や不正アクセスから身を守るために、次のセキュリティ対策には目を通しておきましょう。

  • WAF設定をON・OFFする方法
  • アクセス制限(ベーシック認証)の設定方法
  • FTPアクセスの制限をする設定方法

7.その他の基本操作方法

ヘテムルには"hetemlFTP"という、FTPソフトを使用せずに管理画面からファイルの編集・操作ができる便利なツールがあります。

ここでは hetemlFTP の基本的な使い方を解説しています。

  • FTPソフトを使わずにサーバーにアクセスする方法

ヘテムルの仕様・機能一覧

ヘテムルの主な機能については下表を参考にしてください(2016年6月現在)。さらく詳しく知りたい方は公式サイトの「機能一覧」をご覧ください。

主な仕様 ディスク容量 256GB  
データベース 100個まで  
データ転送量 120GB / 1日  
独自ドメイン 無制限  
サブドメイン 無制限  
日本語ドメイン  
動作環境 独自CGI/Perl Perl5.8以上  
PHP 5.3
5.4
5.6
7.0
 
Smarty  
cron  
SSI  
Ruby 1.8.*
1.9.3
2.0.0
2.1
Ruby on Rails は非対応
Subversion  
Git  
データベース MySQL MySQL5.6  
SQLite PHP,Perlで利用可  
phpMyAdmin  
簡単インストール WordPress 4.5.3  
XOOPS XOOPS Cube Legacy 2.2.2  
baserCMS 3.0.10  
EC-CUBE 正式版 3.0.10  
PostMail UTFバージョン 7.1  
MediaWiki 1.26.0  
オプション バックアップ 月額700円(税抜)  
独自SSL 18,000円(税抜)/1年  
セキュリティ 共有SSL   スマートフォン以外の携帯電話は非対応となります。
WAF WAF SiteGuard Lite