8ヶ月目で報酬5万円のヤギログ超え!プロブロガーじゃない私が明かす3つのコツ
私が尊敬している学生ブロガー八木さんの記録を超えて、8ヶ月目で報酬5万円が見込めそうです。
実は最近、この はてなブログを始めたことがきっかけで、はてなブックマークを本格的に活用し始めました。
特にこの はてなブックマークのおかげで大幅にWebの知識が増えたこと。さらにコメントを読むことで記事の本質を考えるクセが付くようになった、などのメリットが挙げられます。
一方、様々なブロガーの方の “ブログで稼ぐ” なるものに触れる機会があり、「本当にそうなのかな?」という疑問が浮かびました。
当記事の趣旨は、「ブログで稼ぎたい」という方が誤った情報ややり方で時間を無駄にせず、正しい方法でブログ収益につなげることです。
今月のネット広告の報酬額
私は都内にあるWeb制作会社でWebディレクターとして勤めるサラリーマンです。
当然、プロブロガーでもなければ、いきなり独立してブログだけで食べていこうと思っていません。
そんな私ですが、Webマーケティングの勉強を兼ねて昨年10月からブログを始めたところ(当ブログとは全く別に)、8ヶ月目の今月は5万円の報酬が見込めそうです。
2016年5月分の広告報酬額
合計報酬額 | ¥49,231 |
広告AH | ¥30,163 |
広告GA | ¥12,342 |
広告AA | ¥6,726 |
※2016年5月27日現在の結果。AHのみ当月の未確定額です。確定額ではありません。
また私のブログサイトのアクセス数は、直近30日で 65,932PV(ページビュー)です。
他にもブログサイトの状況をお伝えすると次の通りです。
- 公開記事数:全91記事
- 記事作成頻度:週3〜4記事(ただし2016年4月は4記事、5月は 0記事)
- 記事ネタ:全てニーズのあるキーワードから選択(使用ツールはキーワードプランナー)
そして興味深いのが、次の図をご覧ください。
サイト訪問者の80%以上がGoogleやYahooなどの検索サイトから訪れていることです。FacebookやTwitter、はてなブックマークではありません。
実際、月にサラリーマンの平均年収の3倍近いネット収入を得ている知人に「10万PVを越えたあたりから反応(=報酬)が顕著に出るよ」と言われました。
まだ10万PVも達していないのに5万円の報酬は、今後さらに期待できること。また自分のやり方が間違えていなかったと自信がつきました。
この結果を出すために私が注力したことは次の3つです。
- 毎月15〜20記事を目標に書く
- ソーシャルメディアより検索サイトを重視する
- 常にユーザーのことだけを考える
特に特別なことはありません。頑張りさえすれば誰でもできることです。
1.毎月15〜20記事を目標に書く
最初に一番伝えたかったことは、記事は毎日書く必要はありません。
誤解のないようにお話ししますと、可能なら良質なブログ記事を毎日公開した方が絶対に良いです。理由は「補足」で後述します。
本業を行っている私のようなサラリーマンはブログに注力できる時間が限られています。
その限りある状況で「まずは200記事!」を目指すのは現実的ではない、という提案です(プロブロガーを目指すなら必要なノルマかもしれません)。
目安として毎月15〜20記事を目標に書くと良いでしょう。
私の場合、最初の3ヶ月は週2〜3記事=月15記事いかない程のペースでした。
最初は記事を書くのに慣れていないこと、また本業との兼ね合いでなかなかペースを保つのが大変でした。
4ヶ月目以降からだいぶ慣れてきて、週に3〜4記事書けるようになりました。
ただ4月から当ブログの記事更新に注力するようになり、しまいに直近1ヶ月は何も記事を書いていません。
それでも報酬額は過去最高の結果となりました。
この理由を後述する「3.常にユーザーのことだけ考える」で解説しますが、人の役に立つ記事になることを意識して書いた結果だと思っています。
ただし、1記事の作成に3〜4時間はかけました。調査に時間がかかった場合は、記事作成に丸1日かけたこともあります。
質の高い記事を毎日書くと、検索エンジンのクローラーと呼ばれるロボットがあなたのサイトに頻繁に巡回し、記事の質が高いと評価されれば検索結果の上位に表示される可能性も高まります。
また良い記事はFacebookなどのソーシャルメディアで拡散されやすい傾向にあります。
2.ソーシャルメディアより検索サイトを重視する
次に伝えたかったことは、ソーシャルメディアよりGoogleやYahoo!などの検索サイトから評価されることを重視しましょう。
ソーシャルメディアは拡散力が強く、自然発生的な被リンクも期待できるので重要です。
ただし、ここからの一時的なアクセス増加が欲しいばかりに、ウケを狙ったような記事作成に注力する必要はありません。
先ほどご紹介した訪問者がどこから訪れているかの割合をもう一度ご覧ください。
FacebookやTwitter、はてなブックマーク経由の訪問は、ほとんどありません。
時々「昨日はバズってGoogle Adsenseの報酬があがった!」と喜んでいる記事をみかけますが、AdsenseはPVが上がれば報酬が上がりやすい性質があります。
一時的なアクセス増加は一時的で終わります。それよりも検索サイト経由で安定して劇的なアクセス数が多い方が安心だし、検索サイト経由からの方がネット広告の報酬も高まる傾向があります。
余談ですが、「サイトの見栄えが悪くなるから」という理由でAdsense広告を一切掲載せず、それでもネット広告の報酬で月100万以上稼ぐ強者もいます。
一時的なPVや報酬を重視するのではなく、半年後、一年先を見すえて人の役に立つ記事を提供していきましょう。
3.常にユーザーのことだけを考える
次の一文をご覧ください。これは Google が自社の公式ブログで掲載している内容です。
ユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われてほしいと考えています。
引用元:Googleウェブマスター向け公式ブログ「良質なサイトをより高く評価するために」
つまりユーザー=読者にとって Google は本当に価値のある記事が検索結果の上位に表示されるべき、という考え方です。
Googleはウェブマスター向けガイドラインで違反行為を明記しています。以前はこの違反行為の一部を大手SEO会社も堂々とやっていたのですが、今では全く通用しなくなりました。
今、特に見かけるのはソーシャルメディアで話題性だけを狙った、明らかに質の悪い記事です。炎上商法と言われていますが、これは絶対に止めましょう。
Googleの検索エンジンは驚くほど賢いので、将来的に炎上でアクセス数を稼ぐサイトは排除される可能性も十分に考えられます。
この点について、こちらの記事が参考になります。
とにかく、あなたがやるべきことはユーザーのことだけ考えて記事を書くことです。
「本当にこの言い回しでユーザーは理解できるか?」「あまりに専門的なのでもう少し伝わりやすい図を入れた方がよいか?」など、ユーザーのことだけを考えて記事を書きましょう。
Googleは本当に賢いです。それでも検索結果の上位に質の高い記事が少ないと感じる方がいるかもしれません。
それは Google だけ進化し続けて、ブログで記事を書く人たちの“考え方”が追いついていないのかもしれません。
人の役に立つ良質な記事は、ユーザーのためになり、Googleの評価を高める可能性が強いです。
Googleの評価を勝ち取ることができればアクセス数は激増し、結果的にあなたの報酬につながるでしょう。
あとがき
タイトルの「プロブロガーじゃない私」には、ブログという媒体を介して、自分自身を商品として前面に出すのが絶対嫌じゃ!という私の想いが込められています(笑)
おそらく私はコンプレックスの塊なので「私を見て!!」というのがまず無理です。むしろ海の綺麗な静かな孤島でひっそり暮らすのが性に合っているかと思っています。
なので、プロブロガーと名乗る方たちの周到なセルフブランディングには本当に脱帽です。
ただし、わざわざ自分を前面に出さなくてもブログで稼げる方法はあると思っています。
少額かもしれませんが実際に私が結果を出せたこと。さらにプロブロガーにならずともサラリーマン以上のネット収入を稼いでいる私の友人や知人がいます。
検索してきたユーザーの課題がしっかり解決し、さらに付加価値のある情報を提供する記事を書き続けると、結果的に報酬につながるでしょう。
人に役立つ良質な記事が一番の鍵なのです。