ブロガー初心者へ!個人向けレンタルサーバーの選び方5つのポイント
本気でビジネスブログを運営したい、ブログで稼ぎたいという方向けに次のポイントをご紹介します。
- WordPressが使用できる
- サーバーの性能が高い
- データ転送量が十分
- 操作しやすい
- リーズナブルな料金
個人向けのレンタルサーバーで押さえるべきは、この5つのポイントだけです。
専門用語は全て噛み砕いて解説して参りましょう。
1.個人向けにお勧めできるレンタルサーバー
最初に結論をお伝えすると、個人向けにお勧めできるのは次の2つのレンタルサーバーです。
No. | 会社名 | 共用レンタルサーバー | プラン | 月額費用 |
1 | エックスサーバー | エックスサーバー | X10 | ¥1,080 |
2 | GMOペパボ | ロリポップ | スタンダード | ¥540 |
実際には次の信頼できる会社が運営する人気の高いサーバーがあるのですが、検証した結果、上表の2つに絞りました。
No. | 会社名 | 共用レンタルサーバー | プラン | 月額費用 |
1 | さくらインターネット | さくらのレンタルサーバ | スタンダード | ¥429 |
2 | さくらインターネット | さくらのレンタルサーバ | プレミアム | ¥1,286 |
3 | エックスサーバー | エックスサーバー | X10 | ¥1,080 |
4 | エックスサーバー | wpXレンタルサーバー | - | ¥1,080 |
5 | エックスサーバー | X2 | スタンダード | ¥1,944 |
6 | GMOペパボ | ロリポップ | ライト | ¥270 |
7 | GMOペパボ | ロリポップ | スタンダード | ¥540 |
8 | GMOペパボ | ヘテムル | - | ¥1,620 |
この結果を出す根拠となったのが重要なポイントを1つ1つ解説していきましょう。
2.個人向けのレンタルサーバーの選び方5つのポイント
まず個人向けのレンタルサーバーで押さえるべきポイントは次の5つです。
- WordPressが使用できる
- サーバーの性能が高い
- データ転送量が十分
- 操作しやすい
- リーズナブルな料金
値段だけで選ぶと「安かろう、悪かろう」と後で後悔します。
ここではブログでビジネスをしたい方、本気で稼ぎたいという方を対象に分かりやすく説明します。
2−1.WordPressが使用できる
WordPressとはブログサイトを構築するソフトです。
WordPressの一番の特長は、GoogleやYahoo!検索サイトと相性が良いことです。このため、頑張って記事を公開し続けると、毎月数十万以上のアクセスが期待できます。
しかし、月額数百円の格安レンタルサーバーだと、このソフトが使用できないケースがあります。
あまり情報を確認せずに「安いから」という理由だけでレンタルサーバーを選ぶと後悔するでしょう。
2−2.サーバーの性能が高い
これは言い換えると「ブログサイトの表示速度が速い」という意味です。
Google検索サイトは、あらゆる評価ポイント(200項目以上と言われる)でWebサイトやブログ記事を審査します。
そして、最終的に評価システムが判断を下し、検索結果の順位を決めています。
その評価ポイントの重要な要因の1つに「サイトの表示が速い」という項目があります。
つまり、サーバーの性能が高い=サイトの表示が速い につながり、評価が高くなることが期待できるのです。
ちなみに当サイトで検証ツールを使用してテストをした結果、次のようになりました。
順位 | 共用サーバー | プラン | 同時アクセス数 | リクエスト合計数 | 1秒間のリクエスト処理数 |
1 | エックスサーバー | X10 | 8 | 800 | 46.1 |
2 | wpXレンタルサーバー | - | 8 | 800 | 36.5 |
3 | ロリポップ | スタンダード | 8 | 800 | 20.5 |
4 | X2 | スタンダード | 8 | 800 | 18.5 |
5 | ヘテムル | - | 8 | 800 | 11.2 |
6 | ロリポップ | ライト | 8 | 800 | 10.4 |
7 | さくらのレンタルサーバ | プレミアム | 8 | 800 | 6.1 |
8 | さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 8 | 800 | 4.8 |
これは検証ツールで同時アクセス数を徐々に増やしていき、8人同時アクセスした時の結果を表したものです。
「リクエスト」とは、ブラウザがブログ記事を表示するために、サーバーに指示を出してデータを取得する数、という解釈でお願いします。
結果は、エックスサーバー(プランX10)が一番処理能力が高いことがわかります。
さらに詳しい内容は「レンタルサーバー比較の結果、3社8プランで1位はエックス!」をお読みください。
2−3.データ転送量が十分
初心者の方が一番見逃しやすいポイントがこの「データ転送量」です。
データ転送量とは、検索して来た人があなたのブログ記事にアクセスした時、ちゃんとページが表示されるようにレンタルサーバー側で配信する“データファイルの総量”と解釈ください。
そしてこのデータ転送量は、各社レンタルサーバーで1日の上限値が実は決まっています。
この上限値を超えると強制的にサイトが表示されない、という事態に陥ることがあります。
特にビジネスブログを運用したい方は、かなりの機会損失になる(お客様を失うことに繋がります)ので用心深くチェックしましょう。
データ転送量はレンタルサーバーの公式サイトで確認出来ます。
ちなみに冒頭で挙げたサーバーに関しては次の通りです。ご参考までに。
No. | 共用サーバー | プラン | データ転送量 | ディスク容量 | データベース | ドメイン登録数 |
1 | さくらのレンタルサーバ | スタンダード | 80GB/日 | 100GB | 20個 | 20件 |
2 | さくらのレンタルサーバ | プレミアム | 120GB/日 | 200GB | 50個 | 30件 |
3 | エックスサーバー | X10 | 50GB/日 | 200GB | 50個 | 無制限 |
4 | wpXレンタルサーバー | - | 50GB/日 | 30GB | 10個 | 10件 |
5 | X2 | スタンダード | 70GB/日 | 100GB | 無制限 | 無制限 |
6 | ロリポップ | ライト | 60GB/日 | 50GB | 1個 | 50件 |
7 | ロリポップ | スタンダード | 100GB/日 | 120GB | 30個 | 100件 |
8 | ヘテムル | - | 60GB/日 | 256GB | 100個 | 無制限 |
2−4.操作性が高い
つまりレンタルサーバーの操作がしやすい、ということです。
結果的としてSEO対策(検索ユーザーにより満足してもらうための記事を作成・構成すること)につながります。
なぜなら、初めてレンタルサーバーを使う利用者は、お申し込みからWordPressのインストール・構築作業までスムーズにできます。
さらに不具合を誘発する可能性のない、よく利用者のことを考えた設計になっていると最高です。
すると、あなたは記事の作成に専念できるのです。
「時間をかけたら良質な記事はできるのか?」というツッコミがありそうですが、私は時間をかけただけ明確に良い記事ができる、という考えです。
読者のために「記事作成のため、何を調査すべきか?」「どのように表現すると伝わるか?」「どう付加価値を与えるか?」など、たくさん時間が使えます。
すると、どんどん記事のクオリティが上がり、結果的に良質な記事の提供=SEO対策につながるのです。
2−5.リーズナブルな料金
そして料金については最後の判断基準としましょう。
ちなみに当サイトでもオススメしている「エックスサーバー」は、非常に優秀なレンタルサーバーですが、月額1000円ほどかかります。
ここで自分のことを少し話しましょう。
私が当サイトとは別に運用する月間8万アクセスのブログは、Googleの広告だけで2万円以上稼いでいます。
しっかりブログ記事を書いていくと、十分にペイできる収益は得られるかと思っています。
※ちなみに、記事数は90記事。1記事3〜4時間はかけました。収益が出てきたのはブログ開始から5ヶ月後のことです。