ブログ素人必読!バズらせる正しいタイトルのつけ方5つのポイント
ブログ記事を書いているとタイトルを付けるのに悩んだことはありませんか?
実は記事を多くの読者に読まれやすくするタイトルの付け方があります。
ここでは正しいタイトルの付け方について、次の流れで解説していきます。
- 当サイトでバズった時の状況
- タイトルのつけ方5つのポイント
- タイトルを付ける時の3つの禁止事項
ブログ初心者の方が読んでも分かるように、専門用語には補足を入れています。なので読みやすくなっています。
※ 当記事で「バズ」とは、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上で良質なWebページやブログ記事が急激にシェアされることと解釈します。
当サイトでバズった時の状況
次の図をご覧ください。
こちらは当サイトの記事が過去にバズったときの1週間のアクセス結果です。
▲アクセス集計ツール『Googleアナリティクス』の1週間のPV数(期間:2016年4月11日〜4月17日)
最初の3日間だけで1万PV(ページビュー=総ページ閲覧数のこと)近くのアクセス数を達成していることがわかります。
そして次の図では、訪問者がどのメディア経由で訪れてきたのかが分かります。
▲『Googleアナリティクス』該当ページの参照元(メディア経由)の結果(期間:2016年4月11日〜4月17日)
この時は主にFacebook、はてなブックマーク経由からのアクセス数が最も多く、続いて情報アプリ『スマートニュース』やTwitterからのアクセス数が目立ちます。
ここで短期的に多くのアクセス数が集まるのは、主にソーシャルメディア(Facebook、Twitter、はてなブックマーク)の拡散力が要因であることが分かります。
「(direct)/(none)」は、主に個人のPCやスマートフォンなどのお気に入り(ブックマーク)など、直接リンクをクリックして訪れてくる訪問者と言われます。
同様の理由からスマートフォン・アプリ経由も「(direct)/(none)」に含まれるようです。
ここは推測ですが「(direct)/(none)」には、Facebook、Twitter、はてなブックーマーク経由が多く含まれていると考えられます(記事を公開したばかりなので、個人のお気に入り経由からの可能性はあまりないかと)。
あとバズった時の記事はこちらになります。
ちなみに今はタイトルをGoogle検索結果のデスクトップPC表示に合わせ、28文字以内に変更しています。でもバズったときのタイトルは次の内容でした。
- 新入社員は必読!
できる奴は使っているWindowsの実用的なショートカットキー17選【まとめ】
これは、後ほどご紹介する5つのポイントを押さえたタイトルになっています。
それでは1つ1つ解説していきましょう。
タイトルのつけ方5つのポイント
Google対策の場合、私なら迷わずコンテンツ(=ブログ記事)が何よりも重要だと断言するのですが、ソーシャルメディアで拡散を狙うならタイトルが非常に重要になります。
タイトル次第で読者が読み進めてくれるかどうかが決まるからです。
特に今のインターネットで情報を取得するのに慣れた方々は、タイトルをほんの一瞬でジャッジするでしょう。
そこで次の5つを注意してタイトルを付けると、読者も引かれるほど魅力が増します。
- ベネフィット
- 具体性
- 簡便性(かんべんせい)
- 緊急性
- 信用性
バズらせるだけではなく、結果的にGoogle検索サイトの対策にもつながる要素を含めるので、是非参考にしてください。
※「参考タイトル」は、はてなブックマークの「月間ランキング」を参考にしました。
1.ベネフィット
「ベネフィット(benefit)」とは、主に「役に立つ」や「利益」と訳されますが、ここではタイトルを読んだ方が「この記事を読めば何か得るものがある」と思わせることです。
特に攻略するキーワードをタイトルに含めると、自然とベネフィットを補う形になります。
結果的にこのキーワードを入れることがGoogle対策となります。
先ほどの当記事を例にするとベネフィットは「Windows ショートカットキー」です(キーワードの選び方については「アフィリエイト初心者のキーワード対策3つの基本」)。
参考タイトル
2.具体性
「具体性」とは、記事の内容の重要な点を集約して分かりやすく伝えるための言葉選びになります。
最も簡単な方法は、具体的な数字を入れることです。これによって読み手は記事内容をイメージしやすくなります。
例:3つの理由、10選、5つのポイント、8ステップなど
参考タイトル
3.簡便性(かんべんせい)
「簡便性」とは、「簡単で便利なこと」「手軽なこと」という意味ですが、“誰でもできる”と思わせることで、記事を読み進めやすくする工夫です。
次の例で挙げるような文言を付けると、読み手の敷居を下げることにつながるでしょう。
例:初めての、初心者、素人、新人、新入社員など
参考タイトル
4.緊急性
「緊急性」とは、「今すぐ読まなければ損だよ」と思わせることです。
後ではなく今すぐ読むべき好鮮度やお得情報をアピールして、記事に読み進めることを促します。
例:2016年版、まとめ、保存版など
参考タイトル
5.信用性
「信用性」とは、つまり記事の信ぴょう性の度合いを読者に伝えやすくします。
とても簡単な方法は、その業界に居た期間を示したり、実際にその分野で権威ある方が執筆していることをアピールすると信用性が増します。
例:現役コンサル、マネジメント経験、エンジニア歴10年、海外在住5年など
参考タイトル
タイトルを付ける時の3つの禁止事項
ここでタイトルを付ける時にやってはいけない3つのことをお伝えします。それは主に次の3つです。
- タイトルと記事の内容が伴わない
- 嘘は書かない
- 記事内容の質が低い
やってはいけない最大の理由は、あなたのWebサイト、またはブログサイトの信用性を落とすことに繋がるからです。
特にインターネット上で無料で様々な情報が入手できることが当たり前の状況で、ブログの成長のためにも大切にしなくてはいけないことは情報の信用度です。
信用度を失う3つの事項
まず「タイトルと記事の内容が伴わない」というのは絶対NGです。
読者はタイトルに引かれてせっかく記事に訪れたのに何も得るものがない、ベネフィットがなければがっかりして嫌悪を感じるでしょう。最悪な場合、二度と訪れることもないでしょう。
次に「嘘はつかない」は当たり前ですね。
例えば「あなたが超絶ナイスボディになる10のテクニック」というタイトルがあって、記事の内容が「3つのテクニック」しかない。
「あとは公式サイトに来てください」という誘導記事だったら私は二度とそのサイトには訪れないでしょう。
最後に「記事内容の質が低い」というのも問題ですね。ちなみに「記事の質」とは、読者が読んで満足する度合いのこととします。
ここで挙げたタイトルのつけ方5つのポイントを行ったところ、記事の質が低ければせっかく訪れてくれた読者はがっかりしますね。
以上、やってはいけない3つの事項でした。
炎上マーケティングは絶対ダメ!
また、あえて上記で挙げた禁止とされることを行ってアクセス数を獲得する連中もいるようです。これは絶対にやってはいけません。
Google検索サイトは本当に賢いです。
数年前まで通用していたGoogleに対する騙し技が今は一切効かなくなり、当時は多くのSEO会社や専業アフィリエイターをどん底へたたき落としました。
将来的には炎上マーケティングを繰り返しているWebサイト、ブログサイトが検索結果から抹消される可能性も十分にあります。
本当にリスクしかありません。
Googleの悪質行為への対応について、こちらの記事が参考になります。
今、あなたが心がけるべきは、読者の満足度に注力して素晴らしい記事を書くことです。
すると読者が次第に増えて自然発生的にアクセス数も増え、アフィリエイトの報酬を考えている方は結果的にその見返りも発生することでしょう。
あとがき
タイトルはコンテンツ(=記事)の顔だと思えるくらい重要な要素です。
ただ、素晴らしい記事があってはじめてタイトルが活きます。
最近の炎上記事などが、これから本気でブログに取り組もうとする方たちに悪い影響を与えているのではないか、とけっこう危惧して今回の記事を作りました。
「あの人のアドバイス通りやったのにうまくいかない…」という悲しい結果になるのは、誤ったアドバイスを実行したからです。
物事には正しい方法があります。
私の書いたこの記事が完璧に正しいとは思いませんが、少なくてもブログ初心者の方に何かしらの道標にはなるかと思います。
様々な情報が溢れて惑わされることもあるかと思いますが、少しでもおかしいと思ったら「この情報は本当に大丈夫かな?」と他の情報と比較することをお勧めします。